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不用品を最も安く処分する方法【完全版】

こんにちは
梅雨もようやく明けて本格的に暑くなりそうです。
水分と塩分補給はマメにしてくださいね。

 

さて、人生何があるかわからないものですから
突然「家の不用品をお片づけしなければならない」場面に遭遇することもあるかと思います。

 

そんな時に業者の方に依頼するのももちろん良いですが、「そんな金は払いたくない!」という方に朗報です。
最も安く済む方法をお伝えします。

 

それはズバリ【全て自分で行う事】です。

 

廃棄のコストをできる限り減らし、買取ってもらえるものを見つけてコストを少しでも相殺することを意識する必要があります。
相当面倒くさくて大変です。覚悟してください^^

 

【1】 最寄りの無料回収ボックスへ持ち込む

スマホで「古着 回収ボックス (お住いの地域)」を検索してみてください。

 

関西であれば「コシクー」や「ユーカリ」などのサービスがあります。
車が必要になりますが、下記のカテゴリを無料でボックスに入れることが可能です。

(素晴らしいサービスですので、継続してもらえるためにルールは徹底して守りましょう。)

 

衣類は業者に買い取ってもらえる場合がありますが、状態の良いブランド品以外はほとんど重量計算となります。
持参する手間などを考えると回収ボックスに入れることとあまり差は無いように思います。

  • 衣類→45Lの半透明ポリ袋に入れる
  • 雑誌→紐で縛る
  • 新聞紙→紐で縛る
  • アルミ缶→45Lの半透明ポリ袋に入れる
  • ダンボール→解体して平らにしておく

 

-注意点-

古着やアルミ缶を回収していない場所も多くあります。事前に詳細を確認しましょう。
漫画は全巻揃っていれば買取金額もそこそこになります。単行本は捨てずに査定に出してみましょう。

これでガソリン代(とご自身の人件費)だけでかなりの体積が減ったと思います!かなりの節約!

 

【2】 貴重品/粗大ゴミ/不燃ゴミ/可燃ゴミに仕分けをして不用品の物量を把握する(できればリストを作成しましょう)

仕分けをする時に貴重品も同時に出てきます。
しっかり確保して誤って捨てないように注意してください。

貴重品/買取ってもらえる可能性が高いもの

  • 金銭
  • 貴金属(ネックレス・指輪など)
  • ハイブランド品
  • 証券
  • 高級時計
  • 高級ペン
  • 新しいゲーム機本体
  • 新しいパソコン・モバイル機器
  • 新しい家電
  • 漫画(全巻揃っていて綺麗なもの)
  • トレーディングカード
  • 新品化粧品(製造から三年以内と証明できるもの)
  • 骨董品(掛け軸/古書
  • おもちゃ(知育玩具/フィギュアなど)

 

粗大ゴミ

  • マットレス
  • ベッドフレーム
  • ソファ
  • テーブル
  • 椅子
  • タンス(木製)
  • 物置(スチール)
  • テレビ台
  • 食器棚
  • 収納棚
  • 衣装ケース
  • かけ布団/敷布団
  • アルミサッシ
  • OAチェア
  • 仏壇(引き取ってもらえないクリーンセンターもあります。)

 

-注意点-

数量が少ない場合は、行政の粗大ゴミセンターに依頼して回収に来てもらうのも良いかもしれません。

  • 一回の依頼でおよそ5点までであること
  • 処理費用の他に運搬費用も発生すること
  • 回収日が希望の日時にならない可能性があること

を考慮する必要がありますが、
マットレスが1,200円程度、2人掛けソファが1,200円程度とレンタカーを借りて粗大ゴミを持ち込むことを考えると悩む価値はありそうです。

不燃ゴミ

  • 食器
  • 植木鉢
  • コンクリートブロック
  • 金属が混ざった家具や雑貨
  • 物干し竿
  • 中型家電(扇風機/掃除機/電子レンジなど)
  • ガラス
  • 工具
  • 電池

 

-注意点-

鉄は買い取ってくれる業者があります。プラスチックなどが付属していない鉄やその他の金属はまとめておいて最寄りの業者に持ち込むのも良いかもしれません。(あくまで物量を減らすためであり、買取金額に期待はできません。)

可燃ゴミ(例外もありますが45L半透明ポリ袋に入れられる可燃物)

 

  • 座布団
  • 畳(燃えるゴミとして処分してくれる事が多いが上限枚数が決められている)
  • 生ゴミ
  • 毛布
  • カーペット
  • カーテン
  • 小型のプラスチック製品

 

-注意点-

もしも不用品の完全撤去まで時間があるなら、少しでも多く最寄りのゴミ捨て場に捨てていく方法を取りたいところです。
しかし、大量のゴミを捨ててしまうと近隣住民の方々のご迷惑になりますし、完全にルール違反です。

週に2回、決められた時間に2袋程度にとどめて捨てることをお勧めします。
しっかりとルールを守りながらベストの方法を模索しましょう。

リサイクル家電(おおよそ製造から10年以上経過したもの)

  • 冷蔵庫/冷凍庫
  • 洗濯機/乾燥機
  • エアコン/室外機(取り外しに許可は不要ですが、フロンガスの扱いにご注意ください)
  • テレビ(ブラウン管/液晶)

 

-注意点-

リサイクル家電は必ずお金を払って処分してもらう必要があります。
「冷蔵庫 処分 (地域)」などで検索すると業者がヒットすると思います。
処理費用は業者によってかなり大きな開きがあります。

大きさや年式などによりますが、冷蔵庫(5,000円以上)・テレビ(5,000円以上)、エアコン(室外機に銅が含まれるため、セットであれば3000円程度で買取してくれる可能性があります)、テレビ(5,000円以上)。

現実的には全て一括で依頼し、エアコンの買取金額を相殺してもらうことが望ましいと思います。

費用が必ず発生してしまうので、買取や再販が可能かを事前にしっかり調べておきたいですね。

その他

  • 小型家電(ドライヤー/DVDプレイヤーなど:最寄りの行政による回収ボックスがあればそこに入れる)
  • 消化器(最寄りのセンターに持参して引き取ってもらう)
  • 灯油の残り(ガソリンスタンドに引き取ってもらう)
  • バイク
  • 自転車
  • 着物
  • レコード
  • 土/石
  • バッテリー

 

【3】 2で仕分けした不用品を廃棄する

地域のクリーンセンター(リサイクルセンター)に搬入します。
場所にもよりますが個人であれば、概ね10kg80円程度の費用となります。

自分自身の不用品であれば問題ありませんが、家族のものをお手伝いで処分する場合は、家族であることの証明が必要です。
クリーンセンターに電話で確認し、住民票などを準備した方が良いでしょう。

他人のものはどのような理由があっても代行できませんので注意してください。

搬入する場所は「可燃ゴミ」「不燃ゴミ」「粗大ゴミ」によって別れている地域もあれば、不燃と粗大ゴミは同じ場所で捨てられる地域もあります。

また、「畳は可燃ゴミで捨てられるが上限枚数が10枚である」など、イレギュラーな捨て方も多くありますので事前に電話をして入念にチェックしておく方が無難です。(できれば担当者の名前も聞いておきましょう)

おおよそですが、2階建ての一軒家から出る不用品の総量は6t以上ある場合が多いです。
トラックのレンタルについては、4tトラック(アルミ、PG付き)でそれぞれのクリーンセンターに搬入する方が良いでしょう。

運転に自信のない方は多少効率が落ちてしまいますが、2tロングトラック(アルミ、PG付き)の方が良いと思います。

おおよそのレンタル代は対人・対物と車両保険を付けた12時間で23,000円程度が多いようです。

積み込みには少なくとも成人男性3名は必要です。
もちろん一人でも可能ですが、時間がかかりすぎてトラックのレンタルの時間内に間に合わないでしょう。
日当を8,000円から10,000円程度出してお手伝いを依頼する方が良いと思います。

この部分の段取りを誤ってしまうと、当日中にうまく持ち込めず別の日に改めてトラックのレンタルや労働力の手配をしなくてはならなくなります。
かなり詳細のタイムテーブルを作成することをお勧めします。

決めておくべき大切な部分は

  • トラックを止める場所の確保
  • 集合/注意事項説明(怪我をする可能性があるので説明はしっかりと。)
  • トラックへの積み込み開始時間
  • 積み込み完了、粗大ゴミセンターへの出発時間(センターへのルートと所要時間の確認)
  • 粗大ゴミセンター到着時間、搬出
  • 粗大ゴミセンター出発、現場帰宅時間
  • 第2回積み込み開始時間
  • 積み込み完了、可燃ゴミセンターへの出発時間(センターへのルートと所要時間の確認)

などになるかと思います。

トラックは自家用車と違い、横幅と高さがありますので細い道は通ることができません。
ある程度は事前に確認しておいたほうが無難でしょう。

何回ピストンする必要があるのか?レンタルの時間内で撤去は可能なのか?
もしも時間が間に合わない場合、トラック返却の時間は何時まで伸ばせるのか?

当日は確実にイレギュラーが多く起こります。
上記の内容も予め準備しておくとパニックにならずに済むかもしれません。

まとめ

1、衣類/雑誌/新聞紙/アルミ缶/ダンボールは最寄りの無料回収ボックスへ
2、貴重品/粗大ゴミ/不燃ゴミ/可燃ゴミに仕分けをして全体の物量を把握して段取りを作りましょう。
3、イレギュラーに対応しながら仕分けしたものをクリーンセンターに持ち込みましょう。

どうでしたか?
これほど読めば読むほどやる気を削がれていく文章もなかなかないと自分でも思います。。。

正直、全てご自身で行うのはあまり現実的ではありませんね。
ここは一部を業者に依頼する「いいとこ取り」で乗り切りましょう!

と言うことで次回は、
不用品を最も安く処分する方法【現実的版】

です!!

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